【YFR24】GARMIN魚探(GPSMAP923)のサブ画面をアフトステーションに増設

マイボートの改造

GARMIN魚探とYAMAHA-CL7

YFR購入と同時に,マリーナの展示品だったGARMINのGPSMAP923XSVを買いました.GPSMAPはEchomapに比べて少々お高いのですが,レーダーとチャートのオーバーレイ機能がどうしても欲しくなってしまったので,仕方がありません.画面は9インチ.

YFR-24FSRにはもともとYAMAHAのCL7という情報ディスプレイが付いています.

CL7は「コマンドリンク」という規格で送られるのエンジン情報や燃料ゲージなどの情報が表示されるモニタなのですが,中身にはGARMINのシステムが入っています.今のYFR24FSRを購入すると,デフォルトでチャープの振動子(GT-15M)もインストールされているので,CL7の画面上で地図だけでなく魚探の画面を見る事もできます.
CL7にGPSMAPを追加すると,GARMINネットワークで双方が情報を共有しながら動作可能です.GPSやコンパス,振動子やレーダーの信号,さらにナビゲーションの目的地情報やエンジンの状態までもが共有され,どちらのディスプレイでも表示できるようになります.超便利
中身はタッチパネルのタブレットみたいなもんだろうと思います.GPSMAP923はタッチの反応も良く,ストレスフリーで使えます.CL7は少し画面が小さく,また動作が少しもっさりしています.YFR24を購入した時に付いてくるCL7は,一応全機能が備わっているとはいえ,魚探なども含めて単体で運用するのは,ちょっと厳しいかなと思いました.

また,GARMINシステムを導入する利点として,WIFI経由でリアルタイムにAndroidOSと画面共有ができる事が挙げられます.GARMINのサイトに行ってActiveCaptainというソフトをインストールすると,表示されている画面のコピーがスマホやタブレットに表示されます.リモートから画面操作ができるので,たとえばポイントの登録をデッキ上でする事も可能になるわけdす.(Helm機能).

従来は,GARMIN魚探を2モニタで運用しようとすると,増設モニタを買う必要があって,これがとても高価だったのですが(GPSMAP並みの価格しました),ActiveCaptainのおかげで,安いタブレット一台買えばマルチモニタ化できるようになりました.乗船者もアプリさえ入れれば良いので,探見丸も必要ない時代になりつつありますね.

アフトステーションにタブレットホルダとUSB電源を増設

デッキでも魚探を操作できるようにするため,アフトステーションにタブレットを固定できるようにします.まずは固定用のバーを取り付けます.家に余っていたG-Funのアルミフレームオフセットコネクタを付け,そこにタブレットホルダーを固定します.

タブレットホルダーは適当にアマゾンで購入.

さらに,USB電源ポートを増設します.

最初はこの製品をそのまま取り付けようと考えていたのですが,よく考えたらスイッチもシガーソケットも要らない事に気が付きました.そこでパネルを分解してUSBポートだけを使用する事に.これだけなら,ホルソーで簡単に穴あけできます.

取り付けてみるとこんな感じになります.防水用のゴムパッキンついていますが,念のためにシリコンコーキングしておきました.

USB用の電源は,少し遠いけど運転席に設置したパネルスイッチから引っ張ってきます.ボートの中には配線を通す管があるのですが,狭くて通すのに苦労しますね.線を押して入れようとしても途中でつっかえてしまって発狂しそうになりますが,一度ナイロンの紐を通しておくと,次から引っ張って楽に線を通せるようになりますのでお勧めです.(次の配線を通すときには,別のナイロンの紐と束ねて同時に通します.)↓こんな感じ

タブレットPCを導入

タブレットPCはサムスンのGalaxy Tab S9 FEを買いました.ちょっともったいないような気もしますが,防水である事と画面が明るい事が決め手になりました.タブレットをホルダーに固定するとこんな感じになります.

アフトデッキでGARMINの画面を操作できるようになりました.釣りをしながら魚探にマークできるし,アフトデッキでの操船時にも便利です.窓から手を突っ込んで操作していた時代が噓のようですね.

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