仙台湾の最新の船釣り釣果情報をお届けします。秋本番を迎え、各遊漁船から多彩な釣果報告が届いています。特にヒラメは各船で入れ食い状態となっており、大型も上がっています。さらに、マダイの驚きの釣果や、カレイ、青物、アナゴなども好調で、仙台湾の海の豊かさを存分に楽しめるシーズンに突入しています。
以下に、魚種ごとの詳しい釣果情報をまとめましたので、釣行計画の参考にしてください。
### ヒラメ
今、仙台湾で最も熱いターゲットがヒラメです。各遊漁船から驚異的な釣果報告が相次いでおり、数・型ともに楽しめます。
– **漁安丸** では、ヒラメ釣りが絶好調です。
– 10月16日には7号船がヒラメ釣りで出船し、6名の乗船で38cmから70cmのヒラメを合計89匹釣り上げました。終始入れ食い状態で、予定より早く沖上がりするほどの活況でした。イナダも混じっています。
– 10月15日には8号船がヒラメ釣りで出船し、38cmから70cmのヒラメを合計165匹と、まさに爆釣となりました。
– 10月13日には7号船がヒラメ釣りで出船。38cmから94cmのジャンボサイズまでを含む合計80匹の釣果。イナダやメバルも釣れています。
– **津田釣具店** からの情報によると、田代島から網地島周辺での活イワシをエサにした五目釣りでヒラメが好調に釣れています。
– 12月29日には6名で35cmから60cmのヒラメを船中15枚。他にアイナメやソイも釣れています。
– 11月17日には4名で35cmから60cmのヒラメを船中13枚(1人2〜5枚)。
– 11月16日には6名で35cmから55cmのヒラメを船中21枚(1人1〜6枚)。
– その他、10月から11月にかけてコンスタントに釣果が上がっており、35cmから63cmクラスのヒラメが船中5枚から32枚釣れています。アイナメ、ソイ、メバル、イナダ、カンパチ、マハタ、スズキなど多彩な魚が混じっています。
– **えびすや** のジギング船でも、ヒラメが釣果に上がっています。
### マダイ
マダイも非常に好調で、驚きの釣果報告が上がっています。
– **おおとく丸** の10月13日のヒラメ釣りでは、なんとマダイが合計102匹という驚異的な釣果を記録しました。
– **丸洋丸** の10月14日の夜アナゴ釣りでは、外道でタイが釣れています。
– **津田釣具店** の情報では、船かかり釣りでハナダイやチダイも釣れています。
– **快星丸** では、SLJ(スーパーライトジギング)五目コースでマダイをメインターゲットとしており、今後の釣果が期待されます。
### カレイ類(マコガレイ・マガレイなど)
カレイ釣りも本格化し、良型を中心に数釣りが楽しめています。
– **みなとや丸** では、カレイ釣りが好調です。
– 大型漁礁でのマガレイ釣りでは、11月には1人あたり30匹から77匹と数釣りが楽しめており、サイズは18cmから35cmが中心です。
– 10月27日には大根沖でマコガレイとアイナメを狙い、25cmから40cmのマコガレイを27匹、18cmから37cmのアイナメを60匹釣り上げました。49cmのナメタガレイも上がっています。
– **津田釣具店** の情報では、船かかり釣りで釣果が出ています。
– 12月29日には桃浦沖から長浜沖で、6名で28cmから45cmの良型マコガレイを船中23枚。
– 12月21日には同エリアで、6名で38cmから45cmの良型マコガレイを船中12枚。マダコも2杯釣れています。
– その他、マコガレイやイシガレイがコンスタントに釣れており、マダコやアイナメ、ハナダイなども混じり、五目釣りが楽しめます。
### 青物(イナダ・ワラサ・サバなど)
ジギングやエサ釣りで青物も活発に釣れています。
– **えびすや** のジギング船では、56cmから60cmのイナダ・ワラサが釣れています。
– **漁安丸** のヒラメ釣りでは、外道としてイナダが頻繁にヒットしています。
– **津田釣具店** の情報では、活イワシ五目釣りでイナダやカンパチが釣れています。船かかり釣りではワラサも上がっています。
– **みなとや丸** ではサバが絶好調で、田代沖や金華山沖で1人あたり50匹から100匹の大漁となっています。サイズは20cmから45cmと幅広く、沖メバル釣りでも大サバが多数混じっています。
### アナゴ
夜釣りではアナゴが狙え、日によってムラはありますが、良い日には数釣りが楽しめます。
– **丸洋丸** の湾内夜アナゴ釣りでは、潮が流れるタイミングで釣果が集中する傾向にあります。
– 10月18日には3名で合計49本(1人7〜24匹)、平均16本と好調でした。サイズは30cmから55cm。
– 10月14日には潮の効いた時間帯にラッシュがあり、エサ切れで早上がりするほどの釣れっぷりでした。
– 一方で、10月15日のように潮が全く動かない日は0〜2匹と厳しい釣果になることもあるため、潮回りの確認が重要です。
– **津田釣具店** の情報でも、船かかり釣りでアナゴが釣れています。
– 11月10日には40cmから86cmのアナゴを船中7匹。
– 10月26日には40cmから65cmのアナゴを船中20匹と、数・型ともに期待できます。
### 根魚・その他
五目釣りでは多彩なゲストが登場し、釣り人を楽しませてくれます。
– **みなとや丸** では、網地島沖で沖メバルが好調です。
– 12月26日には21cmから39cmの沖メバルを船中115匹。ドンコや大サバも多数混じっています。
– その他、コンスタントに船中60匹以上の釣果が出ており、20cmから39cmの良型が揃っています。マゾイやマアジも釣れています。
– **津田釣具店** の情報では、ヒラメの活イワシ五目釣りやカレイの船かかり釣りで、アイナメ、ソイ、メバル、マハタ、カサゴ、ホウボウ、マゴチ、マトウダイなど、非常に多くの魚種が釣れています。
– **えびすや** のジギング船でも、F3からF4サイズのタチウオやホウボウ、カサゴなどが釣れています。
### 遊漁船からのお知らせ
– **快星丸** では、10月18日、19日のSLJ五目釣行は悪天候のため中止となりましたが、マダイを中心としたSLJ五目コースやブリ・ヒラマサを狙うジギングコースの予約を受け付けています。初心者向けの講習会なども企画されており、これから挑戦したい方にもおすすめです。
仙台湾はこれからさらに水温が下がり、冬の美味しい魚たちのシーズンへと移り変わっていきます。防寒対策を万全にして、豊かな海の恵みを満喫してみてはいかがでしょうか。

