仙台湾の最新の船釣り釣果情報をお届けします。今週はヒラメが各遊漁船で100匹を超える釣果を記録するなど絶好調です。また、SLJ(スーパーライトジギング)やタイラバではマダイやワラサなどの青物を中心に、シーバスやタチウオ、トラフグといった嬉しい高級魚も顔を見せています。ギガアジやカレイ、沖メバル、タコなども好調で、ターゲット豊富な仙台湾の海は最高のシーズンを迎えています。
以下に、魚種・ターゲット別の詳細な釣果情報をまとめました。
### ヒラメ
今週の仙台湾で最も熱いターゲットがヒラメです。各遊漁船から連日好釣果が報告されており、大型も多数上がっています。
– **漁安丸**では、ヒラメを専門に狙う船が連日好調です。
– 11月23日(日)の7号船では、潮が流れず苦戦しながらも35~65cmを合計90匹キャッチ。同日の8号船アジヒラメリレー船でも、後半のヒラメ狙いで40~60cmを合計30匹釣り上げています。
– 11月22日(土)には、7号船と8号船の2隻で35~70cmを合計118匹と爆釣。
– 11月20日(木)の8号船では、40~75cmの大型を含む合計103匹。
– 11月19日(水)の7号船でも、40~70cmを合計72匹と安定した釣果が出ています。
潮が流れない日は、孫針無しや細ハリスといった仕掛けの工夫が釣果を伸ばす鍵となっているようです。
– **啓幸丸**では、11月23日に36~70cmのヒラメを船中51匹(一人0~9匹)釣り上げました。終日ポツポツとアタリが続いたとのことです。
– **津田釣具店**の情報によると、田代島から網地島周辺での活イワシ五目釣りでヒラメが釣れています。
– 11月23日には35~60cmが船中合計23枚。
– 11月17日にも35~60cmが船中合計13枚上がっています。
– 12月29日の情報では、35~60cmを船中15枚キャッチしています。
– その他、**第八喜多丸**や**快星丸**、**ノーザンポセイドン**、**東北丸**の五目釣りでもヒラメが釣れており、仙台湾の広範囲で魚影の濃さがうかがえます。
### マダイ
SLJやタイラバでのマダイ狙いも盛り上がりを見せています。日によって食いの渋い状況もありますが、良型が上がっており、多彩なゲストも魅力です。
– **ノーザンポセイドン**では、2隻体制で出船し見事な釣果を上げています。赤系のタイラバやタイラバスイッチが有効だったとのことです。
– 1st船では、52cmを筆頭に計12枚の真鯛をキャッチ。
– 2nd船でも53cmの良型を含む計5枚の釣果がありました。
– **第八喜多丸**では、真鯛狙いの五目釣りで連日出船しています。
– 11月22日のSLJ・タイラバ五目(チャーター便)では、フグの猛攻に悩まされながらも良型を多く含む真鯛を船中9枚キャッチ。
– その他の日も真鯛の釣果はありますが、海水温の低下や潮の状況で魚が口を使わない厳しい日もあったようです。
– **快星丸**のSLJ五目でもマダイが好調です。
– 11月23日は潮が動かず厳しい状況でしたが、魚の反応は多く、良型のマダイが上がりました。
– 11月20日には、朝の時合でアタリが集中し、船中でマダイ12枚の釣果を記録しています。
### 青物 (ワラサ・イナダ)
ジギングやSLJでは、パワフルなファイトが楽しめる青物が好調です。
– **えびすや**のジギング船では、連日ワラサが上がっています。
– 11月22日には、54~71cmのワラサを一人4~9匹と好釣果。
– 11月23日にも57~71cmが一人0~4匹釣れています。
– **東北丸**では、11月22日にワラサジギング船が出船し、50~70cmを船中合計31匹釣り上げました。
– その他、**漁安丸**、**津田釣具店**、**快星丸**、**ノーザンポセイドン**、**第八喜多丸**など、多くの遊漁船でヒラメ釣りや五目釣りのゲストとしてイナダやワラサが釣れています。
### アジ
良型のアジ、特に「ギガアジ」と呼ばれる40cmオーバーの釣果が目立っています。
– **漁安丸**では、11月23日のアジヒラメリレー船の前半戦で、釣れたアジが全て35~50cmのギガアジという素晴らしい釣果。一人3~13匹で、引きが強くタモ入れが必須の状況でした。
– **えびすや**のアジ船でも、30~42cmの良型が一人10~36匹と安定して釣れています。
– **みなとや丸**でも、11月21日、22日に網地島沖で20~32cmのアジが船中53匹釣れています。
### カレイ類
船かかり釣りでは、マコガレイやナメタガレイといった人気のカレイ類が釣れています。
– **みなとや丸**では、大型漁礁でのマガレイ釣りが好調で、11月20日には一人35~71匹、11月23日には一人36~54匹と数釣りが楽しめています。
– **津田釣具店**の情報によると、11月23日に田代島~網地島での船かかり釣りで、45~52cmの大型ナメタガレイが船中4枚、20~49cmのイシガレイ・ミズガレイが船中34枚と素晴らしい釣果が出ています。
– **えびすや**のカレイ五目船では、11月20日に30~48cmのカレイ(マコガレイ主体)が一人0~7枚釣れています。
### 沖メバル・根魚
沖の深場では良型のメバルが釣れ始めています。
– **みなとや丸**が網地島沖で沖メバルを狙い、11月21日に20~23cmを船中70匹、11月22日に20~28cmを船中75匹と数釣果を上げています。12月の釣果情報では39cmの大型も記録されています。
– SLJ五目では、**快星丸**でマハタ、ウッカリカサゴ、マゾイ、アイナメなどが、**第八喜多丸**でキジハタ、クロソイ、ウッカリカサゴなどが釣れています。
### タコ
専門に狙うタコ釣りも絶好調です。
– **東北丸**では、11月22日のタコ船で0.4~2kgを船中合計82匹(一人1~11杯)と大漁でした。
– **おおとく丸**でもマダコ釣りで出船しており、11月20日には竿頭15kgという釣果が報告されています。
### 夜釣り(アナゴ)
湾内の夜釣りでは、美味しいアナゴが釣れています。
– **丸洋丸**が11月20日に湾内夜アナゴ釣りで出船し、35~55cmを一人7~25匹キャッチ。ポイントや潮の状況に応じた釣り方の使い分けが重要とのことです。
### その他(SLJ・タイラバ五目の多彩なゲスト)
SLJやタイラバ、五目釣りでは、上記魚種の他にも多種多様な魚が釣れており、まさにお土産たくさんの五目釣りが楽しめます。
– **ノーザンポセイドン**では、シーバス(最大84cm)、タチウオ、トラフグ、マゴチ、コウイカ、ホウボウ、カナガシラといった高級魚・人気魚種が多数釣れています。
– **第八喜多丸**でも、タチウオ、トラフグ、キジハタ、ホウボウなどが上がっています。
– **快星丸**では、シーバス、マゴチ、ホウボウ、カナガシラなどが釣果に彩りを添えています。
– **えびすや**のジギング船でも、トラフグやマトウダイ、ソイなどが混じっています。
朝晩はかなり冷え込みますので、防寒対策を万全にして、好調な仙台湾の船釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。
