秋本番を迎え、仙台湾の船釣りシーンが最高潮の盛り上がりを見せています!今週はなんといってもヒラメが絶好調!各遊漁船から驚異的な釣果報告が相次いでいます。さらに、マダイやワラサなどの青物、脂の乗った良型アジも好調をキープしており、まさに釣り人にとっては夢のような一週間となりました。
それでは、早速この一週間の熱い釣果情報を魚種別に詳しく見ていきましょう!
### 【ヒラメ】仙台湾全域で爆釣モード突入!座布団級も続々!
今週の仙台湾の主役は間違いなくヒラメです。各エリア、各遊漁船で驚異的な釣果が記録されており、数・型ともに絶好調。まさに「爆釣」という言葉がふさわしい状況です。
– **漁安丸**では、連日ヒラメフィーバーが続いています。
– 10月4日(土)には、7号船と8号船の2隻でなんと合計350匹という驚異的な釣果を記録!朝から好調で早上がりするほどの食いっぷりだったようです。
– 10月3日(金)には8号船で85cmの巨大ヒラメが登場!釣りガールが見事に釣り上げました。船中合計131匹とこちらも素晴らしい釣果です。
– 週末もその勢いは止まらず、5日(日)には7号船で合計120匹、8号船のアジヒラメリレー船でも後半戦で合計59匹(38-70cm)のヒラメが上がりました。
– 餌は小ぶりのマイワシやサバが使用されており、状況に応じて使い分けられているようです。イワシの不足が懸念される中でも、遊漁船の努力で最高の釣りが展開されています。
– **東北丸**でも、ヒラメ船が大盛況です。
– 10月4日(土)には、2隻で合計241匹という素晴らしい釣果。サイズも35cmから最大80cmまでと幅広く、1人で15匹釣った方もいるとのこと。まさに圧巻です。
– **おおとく丸**も負けていません。
– 10月2日(木)には、8名チャーターで船中152匹!120リットルのクーラーが満タンになるほどの釣れっぷりで、底荒れからの完全復活を感じさせます。
– 翌3日(金)も、初めての方が多くいる中で船中110匹と、安定して釣果を伸ばしています。
– **丸洋丸**では、10月4日(土)にヒラメ釣りで出船。
– トップはなんと31匹、平均でも14枚という釣果で、一日中アタリが途切れなかったとのこと。サイズは35-60cmでした。
– **啓幸丸**からも大型の報告が届いています。
– 10月4日(土)、83cmを筆頭に68cm、63cmと良型が揃い、船中25枚の釣果でした。
– **津田釣具店**の釣果情報でも、活イワシ五目釣りでヒラメが絶好調です。
– 10月4日(土)には、田代島~網地島エリアで40-81cmが船中18枚。
– 翌5日(日)も同エリアで40-60cmが船中18枚と、安定して釣れています。
– **ノーザンポセイドン**や**第八喜多丸**でも、五目釣りのターゲットとして良型のヒラメが上がっており、仙台湾のヒラメの魚影の濃さを物語っています。
### 【マダイ・五目】SLJやタイラバで多彩な魚種がヒット!
マダイも好調で、スーパーライトジギング(SLJ)やタイラバ、ひとつテンヤといったテクニカルな釣りで楽しめます。外道も豊富で、まさに五目釣りの醍醐味を味わえるシーズンです。
– **ノーザンポセイドン**では、一日中アタリが続く最高の展開に。
– 1st船(みくみく船長)では、53.5cmを筆頭にマダイ11枚!さらにハナダイ37枚、ホウボウ・カナガシラがそれぞれ約20本、トラフグ2本と高級魚も混じり、クーラーボックスは大変な賑わいを見せました。
– 2nd船(吉田船長)もチャーターで出船し、マダイ3枚、ハナダイ15枚、ワラサ6本など、こちらも大満足の釣果となっています。台風のウネリによる底荒れから回復し、魚種豊富でアタリの多い本来の仙台湾の釣りが戻ってきたようです。
– **第八喜多丸**は、遠征真鯛狙い五目で連日出船し、多彩な釣果を上げています。
– 10月5日(日)の午後船では、エリアチェンジが功を奏しマダイ13枚をキャッチ。その他ハナダイ、ホウボウ、イナダ、ギガアジなど12目釣りを達成。
– 4日(土)の遠征便でも大鯛をキャッチし、ハナダイは多数。こちらも13目釣りと、まさに魚種のデパート状態です。
– 9月30日(火)と10月2日(木)にも出船し、それぞれマダイ13枚、12枚と安定して本命をキャッチしています。
### 【青物】ワラサ、イナダ、カンパチが各所でヒット!
ヒラメやマダイ釣りの嬉しい外道として、またジギングのメインターゲットとして青物も元気いっぱいです。力強い引きがアングラーを楽しませています。
– **啓幸丸**では、ヒラメ狙いの合間にイナダ、ワラサが船中で25本も釣れました。サイズも40-65cmと楽しめそうです。
– **ノーザンポセイドン**では、ワラサ、イナワラ、イナダが多数ヒット。ペンペンシイラ(小型のシイラ)は無限に釣れるほどの高活性だったようです。
– **津田釣具店**の活イワシ五目釣りでも、イナダ、ワラサ、カンパチがヒラメと共に釣果に華を添えています。
– **漁安丸**や**えびすや**のジギング船でもイナダが釣れており、仙台湾の各所で青物の回遊が見られます。
### 【アジ】脂の乗ったギガアジ・メガアジが絶品!
秋のアジは脂が乗って格別の美味しさ。仙台湾では40cmを超える「ギガアジ」「メガアジ」クラスが釣れており、専門に狙う価値大です。
– **えびすや**のアジ船が絶好調を維持しています。
– 釣果は10-59匹で、サイズは28-47cmと良型揃い。バチコン(バーチカルコンタクト)というルアー釣りでも11-20匹とテクニカルなゲームが楽しめます。ジギング船でも30-50cmのデカアジが上がったとのこと。
– **漁安丸**の8号船では、10月5日(日)にアジヒラメリレー船で出船。
– 前半のアジ釣りでは、28-41cmの良型が15-31匹釣れました。「脂乗ってめっちゃうまい」と船長も太鼓判です。
– **第八喜多丸**でも、遠征五目の中で釣れれば大型の「ギガアジ」がヒットしています。
### 【アナゴ】夜の湾内釣りで専門に狙える!
日中の釣りが終わった後も、夜釣りでアナゴを狙う楽しみがあります。穏やかな湾内で、江戸前の高級魚を狙ってみてはいかがでしょうか。
– **丸洋丸**では、湾内夜アナゴ釣りでコンスタントに出船しています。
– 10月3日(金)は風も穏やかで、4人で46本(トップ14本)と好調。
– 翌4日(土)は潮が緩く苦戦したものの、30-55cmのアナゴが釣れています。
– **津田釣具店**の釣果情報によると、10月4日(土)に桃浦沖~長浜で夜アナゴ釣りが行われ、35-65cmが船中43匹(1人2-12匹)という釣果でした。
### 【タチウオ・その他】多彩な魚種が魅力!
その他にも、仙台湾では様々なターゲットが狙えます。
– **えびすや**のジギング船では、タチウオが釣れています。サイズはF2~F5(60cm~100cm)と、ドラゴン級も夢ではありません。
– 根魚も豊富で、**啓幸丸**ではベッコウゾイ、マゾイ、キジハタ、マハタ、カサゴなどが、**津田釣具店**の情報でもソイやアイナメ、マゴチなどが釣れています。
– **みなとや丸**では10月3日(日)に大根沖でサバやシイラが釣れていました。
### まとめ
今週の仙台湾は、ヒラメを筆頭にマダイ、青物、アジと主要ターゲットが軒並み絶好調で、まさに「釣りの秋」本番といった状況です。どの釣物を選択しても、素晴らしい一日が期待できるでしょう。初心者からベテランまで誰もが楽しめる最高のシーズンです。
釣果情報は日々変動しますので、釣行の際は各遊漁船の最新情報を必ずチェックしてくださいね。それでは、皆さんの大漁報告をお待ちしています!