仙台湾の釣りファンの皆様、こんにちは!人気釣りブログ編集部です。
秋の気配が深まり、いよいよ仙台湾の船釣りが本格的なシーズンに突入しました。週前半は台風からのウネリの影響が残る厳しい状況もありましたが、週末にかけて各遊漁船から素晴らしい釣果報告が続々と届いています!
今週のハイライトはなんといってもヒラメ。ついに今季初のメーターオーバーが飛び出し、「秋のジャンボ祭り」が本格開幕です!さらに、遠征便のマダイや脂の乗ったギガアジ、パワフルな青物まで、多種多様な魚たちがアングラーを楽しませてくれています。
それでは、魚種ごとの詳しい釣果情報を早速チェックしていきましょう!
### 【ヒラメ】秋本番!メーターオーバー出現でジャンボ祭り開幕!
今週の仙台湾で最も熱かったのがヒラメです。各船で数・型ともに素晴らしい釣果が記録されており、特に大型のヒットが相次いでいます。
* **漁安丸**では、衝撃の釣果が報告されました。9月27日(土)のヒラメ船(2隻)で、なんと**101cmのメーターヒラメ**が浮上!まさにミラクルな一匹で、船上は大いに盛り上がったようです。これに留まらず、28日(日)には95cm、23日(火)にも95cm・92cm、22日(月)には92cmと、連日のように90cmオーバーのジャンボサイズがキャッチされており、まさに「秋のジャンボ祭り」状態です。釣果も凄まじく、23日(火)は2隻で合計168匹、22日(月)は7号船だけで144匹と、驚異的な釣果を叩き出しています。ウネリが残る日もありましたが、それをものともしない爆発力を見せつけています。
* **啓幸丸**でも大型ヒラメが絶好調。9月22日(月)には、**97cmの特大サイズ**を筆頭に、80cmクラスも混じって船中67枚と素晴らしい釣果でした。28日(日)も底荒れの影響が少ないエリアを探し、75cmの良型を含む船中40枚を釣り上げています。
* **東北丸**のヒラメ船も圧巻の釣果です。9月23日(火)には、35〜65cmのヒラメをなんと**船中合計139匹**も釣り上げました。また、24日(水)のアジとヒラメのリレー船でも、ヒラメを船中18匹キャッチしており、専門船・リレー船ともに安定して楽しめています。
* **津田釣具店**の釣果情報によると、活イワシをエサにした五目釣りでヒラメがコンスタントに釣れています。9月28日(日)には40〜90cmを船中33枚、22日(月)にも40〜87cmを船中23枚と、良型が多数混じっています。
* **おおとく丸**では、9月23日に100枚、24日に75枚と好調でしたが、週末は底荒れに苦戦したとのこと。今後の海況回復と共に、爆釣の再来が期待されます。
その他、**第八喜多丸**や**ノーザンポセイドン**の五目釣りでもヒラメが釣れており、仙台湾一帯でヒラメの魚影の濃さがうかがえます。
### 【マダイ・ハナダイ】遠征五目で大鯛&数釣りが楽しめる!
マダイも好調をキープしており、遠征便を中心に盛り上がりを見せています。
* **第八喜多丸**は「遠征真鯛狙い五目」で連日出船し、安定した釣果を上げています。9月22日(月)には**68cmの立派な大ダイ**を筆頭に船中8枚、24日(水)にはなんと**船中13枚のマダイ**をキャッチ。ハナダイや多彩なゲストも豊富で、クーラーボックスが賑わうこと間違いなしです。
* **漁安丸**のヒラメ船では、嬉しいゲストとして特大マダイが登場。9月22日(月)、ヒラメを狙っている中で**83cmと84cmの超大物マダイ**が2枚もヒットしました。
* **ノーザンポセイドン**では、タイラバやひとつテンヤでマダイを狙い、41cmと38cmをキャッチ。ハナダイは船中11枚と数釣りが楽しめたようです。当日のヒットパターンは緑色のマイクロカーリーや黒金のネクタイだったとのことで、定番の赤・オレンジ系に反応がない時に試す価値がありそうです。
* **啓幸丸**でも、ヒラメ釣りの外道として60cmの良型マダイが上がっています。
### 【アジ】入れ食い継続中!ギガ・テラサイズも出現!
おかず釣りの定番アジも絶好調です。特に40cmを超える「ギガアジ」や、50cmに迫る「テラアジ」の釣果報告もあり、サイズ狙いも面白い状況です。
* **漁安丸**の8号船「アジヒラメリレー船」では、前半のアジ釣りが「スタートから終わりまで入れ食い」という最高の状況。9月24日(水)には一人25〜55匹、26日(金)にも15〜45匹と爆釣。40cmオーバーのギガアジも多数混じり、脂の乗った美味しいアジを堪能できます。
* **東北丸**の「アジビシ船」も好調で、9月23日(火)には一人31〜50匹を記録。リレー船でもコンスタントに釣果が出ており、仙台湾のアジのストック量の多さを感じさせます。
* **第八喜多丸**の遠征五目では、日没間際にギガアジの入れ食いタイムが訪れることもあるようです。
* **ノーザンポセイドン**では、なんと**50cmの「テラアジ」**がヒット。規格外のサイズに驚きです。
### 【青物・回遊魚】ワラサ、カンパチ、本ガツオまで多彩!
ヒラメやマダイ釣りの嬉しいゲストとして、また五目釣りのメインターゲットとして、青物をはじめとした回遊魚が船上を賑わせています。
* **第八喜多丸**の遠征五目では、ワラサ、カンパチ、イナダといった青物に加え、ナブラを追いかけて**本ガツオ**もキャッチ。さらにソウダガツオやシイラも釣れており、非常に魚種が豊富です。
* **津田釣具店**の活イワシ五目釣りでも、ワラサやカンパチがヒラメと共に釣果の中心となっています。
* 各遊漁船のヒラメ釣りでも、イナダやイナワラが頻繁にヒットしており、パワフルな引きを楽しませてくれています。
### 【タチウオ】ドラゴン級も!専門で狙う価値あり!
専門で狙う船は少ないものの、五目釣りでドラゴン級のタチウオが上がっており、注目です。
* **津田釣具店**の釣果情報では、9月27日(土)に活イワシ五目釣りでタチウオが爆釣。サイズは80cmから、メーターオーバーの**130cm**までが混じり、船中40匹という素晴らしい釣果でした。
* **第八喜多丸**でも、遠征五目の一魚種としてタチウオが釣れています。
### 【湾内夜アナゴ】テクニカルな夜釣りも面白い!
日中の釣りだけでなく、夜釣りも楽しめます。湾内のアナゴ釣りは、テクニカルながらも奥深い魅力があります。
* **丸洋丸**は湾内夜アナゴ専門で出船。北西の強風や潮の動きに釣果が左右される難しい釣りですが、船長の的確なポイント判断で連日コンスタントな釣果を上げています。釣果は一人5〜17匹程度で、サイズは30〜60cm。風裏のポイントを探ったり、潮が効き始めるタイミングを狙ったりと、状況を読みながらの一匹は格別です。
### 【その他】根魚や多彩なゲストたち
上記以外にも、仙台湾の豊かな海はたくさんの魚たちで溢れています。
クロソイ、マゾイ、アイナメ、カサゴ、メバル、マハタといった美味しい根魚類や、ホウボウ、カナガシラ、フグ、マゴチなど、各船の五目釣りやヒラメ釣りの外道として多彩な魚種が釣れており、アングラーを飽きさせません。
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今週の仙台湾は、大物から数釣り、専門狙いから五目まで、あらゆるスタイルで楽しめる最高のコンディションでした。ウネリが完全に取れれば、さらなる釣果の上積みが期待できます。
この絶好の機会を逃さず、ぜひ仙台湾の船釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。釣行の際は、各遊漁船の最新情報をチェックしてくださいね!