2025年12月第3週、仙台湾の船釣りは冬本番を迎え、脂の乗った美味しい魚たちがアングラーを楽しませています。今週は特に肉厚な「寒ビラメ」や、専門船で数が伸びているカレイ類、そして遠征船でのマダイが絶好調です。また、スーパーライトジギング(SLJ)や五目釣りでは青物をはじめとした多彩な魚種が顔を見せています。
本記事では、各遊漁船から寄せられた最近一週間の釣果情報をターゲット別に詳しくご紹介します。
### 寒ビラメ
冬の味覚の王様、寒ビラメが各船で好調に釣れています。専門の泳がせ釣りから、ジギングやロックフィッシュの外道まで、様々な形でアングラーを魅了しています。
– **漁安丸**
– 12月20日(土)、7号船と8号船の2隻体制でヒラメ釣りに出船し、35cmから最大78cmの良型を含む合計59匹という素晴らしい釣果を記録しました。外道にはイナダ、カサゴ、メバルも混じりました。
– 12月18日(木)には、7号船のヒラメ釣りで風が強く釣りづらい状況ながらも、38cmから65cmのヒラメが一人あたり0〜4匹釣れました。こちらもカサゴ、メバル、イナダが混じっています。
– 12月19日(金)のアジヒラメリレー船では、40cmから59cmのヒラメが合計3匹上がりましたが、エサのイワシ確保が難しくなったため、このリレー船は一旦終了とのことです。
– **津田釣具店の釣果情報より**
– 12月29日の情報として、田代島から網地島周辺にて、6名が活イワシを使った五目釣りを行い、35cmから60cmのヒラメを船中合計15枚(一人1〜4枚)釣り上げました。エサは10cm前後のマイワシが使用されたとのことです。
– **快星丸**
– 12月17日(水)のSLJ五目では、青物や根魚を狙う中でグッドサイズの寒ビラメをキャッチしました。
– 12月20日(土)はロックフィッシュ狙いで出船し、濁りが強い状況下でディープエリアを探り、本命のクロソイなどと共に寒ヒラメを釣り上げています。
– **第八喜多丸** や **ノーザンポセイドン**
– 遠征五目釣りやジギングでもヒラメが釣果に混じっており、仙台湾の広い範囲でヒラメが狙える状況です。
### カレイ類(マコガレイ・イシガレイ・ナメタガレイ)
カレイ釣りも本格化しており、特に専門で狙う船では数釣りが楽しめています。良型のマコガレイや、大型のイシガレイ、高級魚ナメタガレイの釣果も報告されています。
– **津田釣具店の釣果情報より**
– 12月17日(水)、田代島から網地島周辺での船かかり釣り(6名)で驚異的な釣果が出ました。ミズガレイ、マコガレイ、ナメタガレイを合わせて船中合計101枚(一人8〜33枚)。サイズは20〜53cmで、特にナメタガレイは最大53cmを含む6枚が上がりました。
– 12月19日(金)、桃浦沖から長浜沖での船かかり釣り(6名)では、30〜48cmの良型マコガレイを中心に船中合計35枚(一人2〜9枚)と好調でした。
– 12月20日(土)には二つの釣果報告があり、桃浦沖での船かかり釣り(6名)では産卵期で食い渋りが見られたものの、30〜45cmのマコガレイを船中14枚。一方、田代島から網地島での船流し釣り(8名)では、20〜50cmのイシガレイ、マコガレイ、ミズガレイを船中18枚(最大はイシガレイ)釣り上げています。
– 12月21日(日)も同様に二つの情報があり、田代島周辺の船流し釣り(6名)では25〜50cmのイシガレイ・マコガレイが船中15枚。桃浦沖での船かかり釣り(6名)では38〜45cmの良型マコガレイが船中12枚でした。
– 12月29日の情報では、桃浦沖のかかり釣り(6名)で28〜45cmの良型マコガレイを船中23枚釣り上げています。
– **第八喜多丸**
– 12月20日、21日の遠征真鯛狙い五目でも、外道としてミズガレイが釣果に名を連ねています。
### マダイ・青物(SLJ・五目釣り)
ジギングやタイラバ、ひとつテンヤなど多彩な釣り方でマダイや青物が好調です。特に沖合のポイントでは、良型のマダイやワラサが連発する場面も見られました。
– **第八喜多丸**
– 12月20日(土)、遠征真鯛狙い五目で出船し、本命の真鯛を18枚キャッチする素晴らしい釣果を上げました。他にもハナダイ、ホウボウ、カナガシラ、ワラサ、サバ、ヒラメ、トラフグなど計13目と魚種も豊富でした。
– 12月21日(日)は高波と底荒れという厳しい状況でしたが、沖のポイントで常連アングラーが見事に真鯛を3枚キャッチ。ワラサやホウボウなども含め計12目と、悪条件下でも釣果を上げています。
– **ノーザンポセイドン**
– 日付は不明ですが最近の釣行で、亘理沖から閖上沖のエリアにて、50.5cmと31cmの真鯛2枚を筆頭に、ハナダイ、ワラサ5本、イナダ、ヒラメ、ホウボウ10本、カナガシラ5本など多彩な釣果を上げています。海況が回復してからはアタリが増えたとのことです。
– **快星丸**
– 12月17日(水)のSLJ五目では、青物の活性が非常に高く、イナダ・イナワラがポツポツとヒットし、サバは「うるさいくらい」釣れたとのことです。この日はマダイもキャッチされています。船長によると、仙台湾には現在イワシやシラスといったベイトが大量に入っており、それにワラサ、サバ、サワラ、タチウオなどが付いている状況のようです。
### アジ
仙台湾のアジはサイズが良く、専門に狙うアジビシ船で安定した釣果が出ています。
– **えびすや**
– 12月19日のアジ船の釣果として、30〜49cmの良型アジが一人あたり12〜41匹と大漁でした。サバ、メバル、カサゴも多数混じっています。
– 12月20日の釣果報告では、28〜40cmのアジが一人あたり9〜22匹釣れ、こちらでもサバやメバルが混じりました。
– **漁安丸**
– 12月19日(金)のアジヒラメリレー船にて、30〜48cmの良型アジが一人あたり4〜18匹釣れました。今後はアジビシ専門船での出船となるとのことで、まだまだアジ釣りが楽しめそうです。
### 根魚(ロックフィッシュ・沖メバル)
水温が下がり、根魚たちの活性も上がってきています。専門のロックフィッシュ船や、深場の沖メバル船から好釣果が届いています。
– **快星丸**
– 12月20日(土)、ロックフィッシュ狙いで出船。濁りの影響を避けてディープエリアを主体に攻め、クロソイ、金アイナメ、カサゴ、ウッカリカサゴ、良型のマゾイ、メバルと魚種豊富にキャッチしました。カサゴやウッカリカサゴは数が釣れ、楽しめる展開だったとのことです。
– **みなとや丸**
– 12月26日の情報として、網地島沖(水深80m)で沖メバルが絶好調。21〜39cmの沖メバルを船中合計115匹釣り上げました。他にも25〜33cmのドンコが20匹、さらに大サバも多数混じり、クーラーボックスは満タンになったようです。
### 湾内夜アナゴ
夜釣りでは、江戸前の高級魚マアナゴが狙えます。テクニカルな釣りが楽しめます。
– **丸洋丸**
– 12月20日(土)の湾内夜アナゴ釣りでは、40〜55cmのアナゴを一人あたり2〜6匹(トップ6本)釣り上げました。潮の流れが速い中、アタリはあるもののハリに掛けるのが難しい、テクニカルな状況だったようです。
– 12月19日(金)も同様に激流に苦戦。釣果は一人3匹ずつでしたが、船長の「裏技」で11本を追加確保し、お土産を確保したとのこと。激流の攻略が釣果を分ける鍵となりそうです。

